VMware Horizon 8 2206 リリース ノート
対応中の案件ではHorizonを取り扱っていないので、少しでも情報に触れておきたい。
今回もリリースノートを見ていきます。
■新機能
いくつか気になる記載がありました。
仮想デスクトップ
デスクトップ プールの作成時に、1 つのゴールド イメージ スナップショットに対して複数のカスタム コンピューティング プロファイル(CPU、RAM、ソケットあたりのコア数)を作成するオプション。
→よさそうな機能ですね。
ゴールドイメージ(マスタイメージ)の削減=運用負荷軽減につながりそうです。
この辺でしょうか。
vSphere 7.0 U3f 以降の vSphere Distributed Resource Scheduler (DRS) では、ESXi ホストがメンテナンス モードに切り替わるときに、vGPU デスクトップが自動的に移行されるように構成できるようになりました。詳細については、https://kb.vmware.com/s/article/88271を参照してください。
→vGPUを持つ仮想デスクトップは何かと制約が多かったイメージですので、このアップデートはうれしいですね。
USB または CDR リダイレクトの代替オプションとしてストレージ ドライブ リダイレクト (SDR) を使用できるようになりました。これにより、I/O のパフォーマンスが向上します。
→USBリダイレクションはめちゃくちゃ遅かった記憶があります。
パフォーマンスがどの程度向上しているのか気になりますね。
Horizon Connection Server
Horizon Connection Server で、タイムアウト警告をカスタマイズして、ユーザーがリモート デスクトップまたは公開アプリケーション セッションから強制的に切断される前に表示される警告にタイマーを設定できるようになりました。この警告は、Horizon Client 2206 for Windows 以降と Horizon Client 2206 for Mac 以降でサポートされます。
→地味ですが意外と喜ばれるかも。
■互換性に関する注意事項
互換性情報が表形式になっていて見やすくなりましたね。
それにしてもHorizon は互換性を確認すべきコンポーネントが多くて大変です。
実際に検証して試してみたいところですが、なかなか時間が取れず、、、
機会があれば記事にしたいと思います。
今回はここまで。