VMware Horizon 8 2209 リリース ノート

今回も、業務でHorizon触れないので、リリースノートを見ていきます。

 

docs.vmware.com

 

■新機能

個人的には、今回はあまり目ぼしい新機能はないかなという印象です。

Horizon Agent for Linux

このリリースでは、次の Linux ディストリビューションのサポートが追加されています。

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) Workstation 9.0

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) Server 9.0 および 8.4

このリリースから、次の Linux ディストリビューションはサポートされなくなりました。

RHEL Server 8.5

これで、vSphere 8.0 環境に展開された Linux 仮想マシンに Horizon Agent をインストールできるようになりました。

→前回もそうでしたが、Horizon Agent for Linuxに関するアップデートが多い印象です。Windows環境しか経験がないので、いつかLinuxも扱ってみたいですね。

 

Horizon Connection Server

新しい「ホスト リダイレクトの有効化」設定で、ロード バランサ名を設定して、HTTP ホスト リダイレクト機能を有効にできます。ロード バランサ ホストからの HTTP 要求が Connection Server に到達すると、Connection Server は外部 HTTP リダイレクト URL で応答します。以降の要求では、Horizon Client は外部 URL を使用して Connection Server に直接接続するため、ロード バランサで発生する経路の誤りを最小限に抑えることができます。

→構築時のトラブルポイントであるロードバランサ周りのアップデートということでしょうか。苦手な分野なので、別途調べてみようと思います。

 

Horizon Agent

Microsoft Teams の最適化機能が、Intel プロセッサに加えて M1 ベースの Mac でもサポートされるようになりました。

→Teams以外の最適化機能もアップデートを期待したいところです。

 

これで、vSphere 8.0 環境に展開された Windows 仮想マシンに Horizon Agent をインストールできるようになりました。

 

全般

vSphere 6.5/6.7 は、2022 年 10 月 15 日にサポート終了になりました。したがって、Horizon 2209 は vSphere 6.5/6.7 ではサポートされません。サポートは、アップグレード期間中に vSphere 6.5/6.7 で実行され、ワークロードを管理していた Horizon 2209 Connection Server に限定されます。Horizon 2209 Connection Server にアップグレードした後、他の Horizon コンポーネントをアップグレードする前に、vSphere 6.5/6.7 をサポート対象の vSphere バージョンにアップグレードしてください。詳細については、Horizon インストールとアップグレードを参照してください。

→何度かHorizon環境のアップグレードを対応してきていますが、関連するコンポーネントが多く、結構大変な作業なんですよね。

vSphereのバージョンアップに依存して、他のコンポーネントも一緒にバージョンアップが必要、さらにそのコンポーネント依存で別のコンポーネントも芋づる式に対応が必要になったりということもしばしば。

 

 

短いですが、今回はここまで。